医療法人社団四ツ葉会　はせがわ整形外科

　膝の痛みは、他の関節と同様に炎症性の痛み、６０歳以上になると加齢性変化に伴う痛みが多くなります。炎症が起こると、関節に水がたまり、さらに痛みがひどくなることもあります。加齢性変化の場合、ヒアルロン酸を注入する治療が有効性のある治療となります。加齢性変化が進行し、軟骨のダメージがひどくなると、他の関節炎でも見られるように、軟骨近くの骨の血流障害が生じることがあります。他には、半月板損傷・靭帯損傷など転倒などによる衝撃の損傷が良く見られます。

　歩いていて膝がカクカクする。少し捻った際に、膝が「ガクッ」となると訴えられる方がいます。その原因は、加齢や使い過ぎ、スポーツなどで膝の軟骨（関節軟骨・半月板など）がすり減っていることが原因であると考えられます。痛みが治まらない場合は、当院にご相談ください。

足関節の痛みの原因は炎症が多く、60歳以降では加齢に伴う変形（主には軟骨の変性）が大半になります。

関節を捻った場合には、捻挫から、靭帯損傷や骨折が起こります。この場には、局所固定や手術をおこなう治療、日常生活には松葉杖の使用が必要になる場合もあります。